Check

2008年6月3日火曜日

ジャスト ノット オンリー ビューティフル

なんだか寝れなくて夜中のドラマの再放送を見ている。

おそらく余命いくばくもない母が延命治療を放棄し、自宅で残りの時間を家族と過ごす様子を描いたものなんだけど、名前はわからないが母役の女優の演技が素晴らしくて、迫りくる死を自身の中で消化しきった「母」という人物を見事に表現していた。

その母は、ただただ大きい、そういう存在ではなく、死を超越し、ある種の狂気をにじませる、その狂気は先の尖った恐れるものというわけではなく、すでに「生きている」ものではないー。

死が物語りの終着点なのか、一章と二章の間の幕なのか、それともループの端なのかはわからないけど、少なくともそれは日常目にする消費型のドラマや映画に描かれるような、綺麗な一点の閃光ではないことを思い出させてくれる、非常に、価値のあるものであった気がします。

死は一瞬ではない、死にゆく過程を死とするなら、我々が生きている今が、まさに死であり、実際に生が終焉を迎える瞬間が人の持つ時間の中で最も「生」なときだともいえるのではないでしょうか。

0 件のコメント: